アジアと欧米は違うのかも?
東京市場の時間帯に独紙フランクフルター・アルゲマイネのオンライン版で、「独州立銀行ウェストエルビーの株式過半数を保有する貯蓄銀行グループ2行が、ウェストエルビーが支払い不能になる可能性を案じ、これ以上の資本を供与しないと宣告した」と伝えた(ロイターより)。欧州市場に入り、同報道が蒸し返されたようで、ユーロ売りが先行し、ユーロは対主要通貨で下落した。
その後、関係筋としながらも「中国の銀行監督当局は大手銀行に対し、自己資本比率を引き上げるよう促した」との報道が伝わった。中国株は下げ幅を拡大し、前日比3%安で引け、他の主要なアジア株も軟化した。リスク回避姿勢が顕著になり、一段とドル買い・円買いが進行した。
日本時間午後4時にドイツ連邦統計庁が発表した第3四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前期比、前年比ともほぼ予想どおりだったが、個人消費は予想を下回った。市場の反応は限定的であった。
日本時間午後6時にドイツのIFO経済研究所が発表した11月の景気動向は93.9と、2008年8月以来の高水準となり、8カ月連続での上昇となった。市場はユーロ買いに反応し、ユーロ/ドルは1.48ドル台後半から1.49ドル台前半、ユーロ/円も132円台前半から半ばへとそれぞれ上昇した。
その後、欧州株が下げ幅を縮小したことや、NYダウ先物株価指数が前日比マイナス圏からプラス圏に反発したことなどから、リスク回避姿勢も和らぎ、ドル売り・円売りに傾斜するものの、戻りは限定的であった。一方、ポンドは対主要通貨で下げ幅を拡大した。
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